岡山県内最大のソバの産地、真庭市蒜山地域でソバの実の収穫が始まりました。

新そばに使われる黒く色づいたソバの実が次々と刈り取られていきます。蒜山地域はソバの栽培が盛んで現在76軒の生産者が合わせて、42ヘクタールでソバを育てています。

このうち蒜山三座を望む蒜山下徳山の畑では夏にまいた種が実をつけ、ひるぜん蕎麦生産組合のスタッフが収穫に追われています。収穫は11月上旬まで続き、2025年は組合全体で25トンの収穫が見込まれています。

(ひるぜん蕎麦生産組合 亀山秀雄事務局長)
「夏の猛暑で身のつきようが小さいが その後回復して今は順調に生育している。」

収穫されたソバの実は乾燥させたあと、袋詰めされ県内や大阪のそば店に出荷されるほか11月初旬には地元の「そばの館」で新そばとして提供されます。

岡山放送
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