春のセンバツ甲子園につながる秋の高校野球東北大会は、10月13日に準々決勝4試合が行われました。
岩手県勢で唯一ベスト8に進んだ第1代表の花巻東は、青森第2代表の八戸工大一高と対戦しました。
2年連続のセンバツ出場を目指す花巻東は、ベスト4をかけ準々決勝に臨みました。
2点を追う花巻東は5回、1アウト2塁のチャンスで3番・赤間を迎えます。
完璧に捉えた打球はセンターの頭上を越えるツーランホームランとなり、試合を振り出しに戻します。
その後は両チームの先発が相手に流れを渡さない投球を見せ、同点のまま試合は延長タイブレークに突入。
10回、花巻東は萬谷の送りバントで1アウト2、3塁とすると、相手のワイルドピッチで1点を勝ち越します。
その裏、花巻東は満塁のピンチを迎えますが、最後は萬谷がこの試合15個目の三振を奪いゲームセット。
気迫あふれるピッチングで最後までマウンドを守りきりました。花巻東が激闘を制し、準決勝進出です。(花巻東 4-3 八戸工大一)
花巻東 萬谷堅心投手
「とにかく『攻めの気持ち』をずっと意識して投げた。ここで満足していたら意味がないと思うので、明日の試合に向けて気持ちを切り替えて臨んでいきたい」
※試合結果
(きたぎんボールパーク)
聖光学院(福島1) 4-1 仙台育英(宮城1)
花巻東(岩手1)4-3 八戸工大一(青森2)
(花巻球場)
八戸学院光星(青森1) 10-4 金足農(秋田2)
東北(宮城2) 9-1 日大山形(山形1)
(岩手めんこいテレビ)