「スポーツの日」の10月13日、福岡市で、世界陸上のメダリストが、より速く走るためのトレーニング方法を子供たちに指導しました。

秋晴れの中、福岡市の平和台陸上競技場で開かれた「スポーツ体験ランド」。

市内の小学生約500人が参加し、ブースごとに様々な種目のスポーツを体験しました。

「かけっこ教室」に登場したのは、400メートルハードルの日本記録保持者で、世界陸上で2度銅メダルを獲得した為末大さんです。

◆為末大さん
「地面をしっかり踏んで、踏んづけて、それでジャンプして」

為末さんは、地面を踏んだ反発で足を高く上げ、大股でスキップするトレーニング方法を紹介したり、スタートでは前に出した足に体重をかけることなどを説明したりしていました。

◆小学3年
「(為末さんが)『体重が後ろに行かないように』と言っていた。運動会などで使いたい」

◆小学3年
「『走るって楽しいな』と思ったのですごく良かったです。教えてもらった通りの走りを見せて、ちゃんと勝てるようにしたい」

主催者は、「こうしたイベントを通して、スポーツに親しむ習慣を付けてほしい」と話していました。

テレビ西日本
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