北海道夕張市で10月12日昼ごろ、農業用ハウス内で無数のクマの足跡とフンが発見され、栽培されていたミニトマトが食い荒らされているのが見つかりました。

 クマの痕跡と食害が見つかったのは夕張市沼ノ沢付近の農業用ハウスです。

 12日午後1時ごろ、この場所を借りて農業をしている30代の男性が無数のクマの足跡とフンを見つけ、約2時間後に「ビニールが破られ、中にフンと足跡がある」と110番通報しました。

 警察とハンターが駆けつけたところ、ハウス内で育てていた販売予定のミニトマト約600個が食い荒らされているのが確認されました。被害額は5万円ほどだということです。

 警察によりますと、足跡の幅は12センチほど。ハンターは、2歳ぐらいの若いクマの仕業とみています。

 警察が警戒を強めるとともに、付近の住民に注意を呼びかけています。

北海道文化放送
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