兵庫維新の会は12日、臨時全体会議を開き、セクハラ行為の疑いが出ている青山暁県議が、兵庫維新の幹事長を辞任することを発表しました。
先月「躍動の会」の増山誠県議がインターネット配信で、青山県議が兵庫県庁で働く女性職員に対しセクハラ行為をしたと発言し、疑惑が浮上していました。
維新県議団はその翌日になって、青山県議をことし5月に口頭注意していたことを明らかにしました。
青山県議はセクハラ行為自体は否定しています。
兵庫維新の会によると、9月末に青山県議から幹事長辞任の申し出があり、今月8日に受理をしたということです。
12日の臨時全体会議では青山県議も出席して辞任の経緯を説明し、「県民の皆さんも含めて様々な人にご迷惑をおかけした」と謝罪しました。
兵庫維新の会代表の金子道仁参議院議員は会議後の記者会見で、青山県議を今後処分するかについて、「事実関係の認識は(女性職員と青山県議の)双方相違がある。司法の判断に任せることにする」と話しました。