いわゆる“核のごみ”の最終処分場が決まらない問題について、神奈川県の黒岩祐治知事がフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、もし県内の自治体が手を上げた場合は知事として調査を受け入れると明言した。
東日本大震災による福島第一原発事故から15年。原子力をどう位置づけるのか日本のエネルギー政策が改めて問われている。
こうした中、使用済み核燃料からウラン・プルトニウムを取り出す過程で出るいわゆる“核のごみ”については最終処分場がいまだ決まっていない。
最終処分場をめぐっては、3日、経済産業省が小笠原諸島の南鳥島での文献調査を東京・小笠原村に申し入れたが、現在、北海道で第一段階の文献調査までは2つの自治体が手をあげているものの、北海道の鈴木知事が反対姿勢のため文献調査より先に進んでいない。
もし神奈川県内の各市区町村が調査を受け入れると言った場合、知事の判断が必要な第二段階の概要調査まで受け入れるか黒岩知事に問うと「そうですね。そこの市町村がそれだけの決断してくれたのだったらそこを守るために周辺自治体にお願いしましょう。そこから対話を始めるというのが知事の立場だと私は思っています」と調査を受け入れると語った。
この発言に対し橋下徹は「これを明言する知事は少ないと思う。消費地が電気使っているんですから、最終処分場くらい消費地で面倒みなきゃいけない」と黒岩知事の姿勢を評価した。
番組では最終処分場の選定プロセスの課題などについて、自民党・細野豪志元原発担当相らと議論した。