岩手県内では2025年クルーズ船の寄港の数が過去最多となっています。
10月10日に宮古市ではその経済効果を高めていくためのセミナーが開かれました。
このセミナーは県が開いたもので自治体の職員や観光の事業者など県の内外から約50人が出席しました。
10日は一般財団法人みなと総合研究財団の沖田一弘主席研究員がクルーズ業界の現状と展望について講演しました。
沖田さんは経済効果を高めるためには乗客が参加する寄港地からのツアーに道の駅などを追加したり、県内の前の寄港地と連携して事前に特産品を紹介するといった取り組みが重要だと述べました。
参加した観光関係者
「クルーズの受け入れは三陸だけとか、そういうことではなくて日本全体で連携して取り組むものだと分かった」
県港湾空港課 湯田和也主査
「クルーズ船寄港のメリットをみんなで共有して、せっかくクルーズ船が来るのでみんなで楽しんでいければ」
県内では2025年クルーズ船の寄港が18件と過去最多になっていて、県は2026年2月にも大船渡市でセミナーを開く予定です。