2025年に収獲された岩手県奥州市のブランド米「江刺金札米」が、10月10日に初出荷の日を迎え、記念のセレモニーが開かれました。
奥州市のJA江刺の中央低温倉庫では10日、生産者などが出席して「江刺金札米」の出発式が開かれ、獅子躍の披露などが行われた後、新米25.6tがトラックに積み込まれました。
JAによりますと、2025年の「江刺金札米」は、猛暑や渇水の影響で粒がやや小さいものの、甘みがあり出来は良いということです。
小売店への卸売価格は、資材の高騰や集荷競争の激化などを背景に、2024年に比べて1.6倍以上高くなる見込みだということです。
JA江刺 小川節男代表理事組合長
「過酷な条件のなかで、生産者が丹精込めて栽培した。工夫をしながら生産しているので、安心して食べてもらいたい」
2025年の全体の出荷量は9768tで、10日の出荷分は13日(月)以降、東海地方のスーパーに並ぶということです。