岡山県北ゆかりの映画監督が手掛ける津山市を舞台にした短編映画の撮影が10月10日から始まりました。
初日の10日は歴史的な町並みが残る津山市の城東地区で撮影が始まりました。
脚本・監督を務めるのは美作市で青春時代を過ごし、映画「風の奏の君へ」などを手掛けた大谷健太郎監督です。
映画のタイトルは「キセキが、はじまる」。津山市を訪れた若手映画監督が地域住民との交流を通じてまちの魅力を見つけていく約40分の短編映画です。主演の林勇輝さんなどプロの俳優のほか、この映画のプロジェクトで演技を学んでいる塾生などが出演します。
(美作の国映画プロジェクト 芦田雅嗣会長)
「いよいよ心待ちにしていた撮影が始まる。市民の声や力を結集した映画になるのでは」
(大谷健太郎監督)
「馴染んだ風景が映画を通して、改めて新鮮に、魅力的に見えるよう仕掛けていくので、まず津山の皆さんに津山の魅力を改めてこの映画を通して知ってほしい」
撮影は10月14日まで。完成した作品は2025年12月に市内で開催される映画祭で上映される予定です。