岐阜県の飛騨地方に秋の訪れを告げる「秋の高山祭」が、10月9日から始まりました。
桜山八幡宮の例祭にあわせて行われる秋の高山祭。9日は天候にも恵まれ、午前9時ごろから彫刻や金箔で彩られた屋台の「曳き揃え」が行われ、今年は11台ある屋台のうち行神台が修理中のため、10台が参道に並びました。
大阪から:
「高山祭、初めてなんです。いい感じで、華やかですね」
兵庫から:
「毎年来ています。今まで外国の方は少なかったんですけど、今はすごいですね」
イスラエルから:
「高山祭のために日本に来ました。とても面白いです。予想以上でした」
秋の高山祭はあすまでの2日間で、午後には「からくり奉納」と屋台の曳き回しも行われます。
一方、高山市内ではきのう、住宅街でクマが目撃され、警戒が続いています。
市によりますと、8日午前6時40分ごろ、JR高山駅から西に800メートルほどの緑ケ丘町で、住民から「クマをみた」と警察に通報がありました。
現場は通学路にもなっていて、8日朝も登校時間にあわせ警察が周辺のパトロールを行い、注意を呼び掛けています。