醸造量の拡大を目指し、第二工場の建設を進めている宮城県気仙沼市のクラフトビール会社が、上棟式を行いました。
クラフトビールを製造・販売する「BLACK TIDE BREWING(ブラック タイド ブリューイング)」は、気仙沼市で初めてとなるクラフトビール醸造所として2020年に操業を始めました。
操業から5年、会社は醸造量の拡大を目指し第二工場の建設を進めていて、10月に上棟式を行い、工事の安全などを祈願しました。
気仙沼市浪板に建設される第二工場は、延べ床面積1120平方メートルの鉄骨2階建てで、建設により生産能力はこれまでの5倍となる年間600キロリットルになります。
BLACK TIDE BREWING 丹治和也社長
「実際に客が気仙沼に来てもらえるようなクラフトビールづくりを展開していきたい」
この会社は9月、市の観光キャラクター「ホヤぼーや」とパートナーシップ協定を結んでいて、ホヤぼーやとタイアップした商品も製造していく方針です。
第二工場の完成は来年1月の見通しで、3月からの稼働を予定しています。