AIなどを活用したスマート農業の効果を検証する、鹿児島県の実証実験に向けた田んぼの整備工事の起工式が行われました。
起工式には県や工事の関係者ら約30人が参加しました。
実証実験は、鹿児島県南さつま市金峰町の最大で30アールほどの田んぼ25面を、田んぼを区切るあぜ道や水路などをならし、1ヘクタール規模の田んぼ4面に整備して2027年度までの3年間行われます。
これによりあぜ道の草刈りが不要になるほか、ICTの導入により田んぼの水量をスマートフォンで調整することが可能になるなど、管理の手間が減ることが期待されています。
実験の前後でデータを比較し効果を検証する予定です。
実証実験に参加 クダマ農産・久玉悠生さん
「3~4割程度の時間短縮や省力化になればいいと思う。他の困っている地区にも伝えられたら」