南陽市で日本一の歴史と伝統を誇る「南陽の菊まつり」が始まっていて、豪華な菊人形やフラワーアートの数々が地区を彩っている。

1912年(大正元)年に始まり、2025年で113回を数える「南陽の菊まつり」は、期間と会場を2つに分けて開催される。

3日から始まった前期の見どころは、熊野大社境内とその周辺に設置された菊人形やフラワーアートの数々。

県の内外のフラワーアーティストが手掛けた力作の数々が訪れる人を楽しませている。

中でも目玉の菊人形は「江戸歌舞伎」をテーマに作られていて、けんらん豪華な衣装を身にまといながら真っ白な長い毛を振り回す“毛振り”の様子が力強く表現されている。

(飯豊町から)
「何十年ぶりかで会場に来た。すごく立派。やっぱり素晴らしいね」

南陽の菊まつりは、熊野大社周辺を会場とする前期が14日まで。
愛好者が育てた菊の花の展示が中心の後期は、中央花公園で15日~11月5日まで開かれる。

さくらんぼテレビ
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