ノーベル化学賞に京都大学理事の北川進さんが決まり、福岡でも喜びの声が聞かれました。
福岡市のJR博多駅では8日夜、受賞決定を伝える新聞の号外が配られ、街の人たちが次々と受け取りました。
◆号外を受け取った人
「化学賞もらわれたんだ。おめでとうございます」
◆京都から訪れていた人
「同じ京都という意味でうれしい思いはありますし、頑張っていただきたいなと思います」
北川さんはナノサイズという極めて小さいすき間のある物質を作る手法を開発し、有害物質の除去や、次世代エネルギーとして期待される水素の貯蔵に道を開きました。
会見で北川さんは「大きな名誉をいただき非常に感激」「今回の受賞で化学が認知された」と喜びを語りました。