ことしのノーベル化学賞が発表され、京都大学理事の北川進さん(74)の受賞が決まりました。
北川さんは、二酸化炭素など狙った物質を吸着・貯蔵できる特殊な構造体を開発し、世界をリードしました。
京都大学では8日夜、記者会見が開かれ、受賞の喜びを語りました。
【京都大学・北川進理事(74)】
「新しいことをするチャレンジは科学者にとって醍醐味。大きな名誉をいただくことになって感激している。退職年齢を過ぎてもまだ研究してもいいということで研究させていただいた京都大学には感謝している」
日本人のノーベル化学賞の受賞者は、2019年の吉野彰さんに続き9人目です。