「森友学園」に関する公文書の改ざん問題で、財務省に改ざんを指示され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54歳)の送受信したメールなどが開示されました。

妻・雅子さんが開示請求したもので今回の開示が4回目となります。

【妻・雅子さん】「今回は夫のメールが1万2000ページ分あるんですけど、夫がつらい思いしてたの知れたらいいなと」

開示文書の中には、森友学園問題が発覚した直後の2017年2月に財務省理財局が学園と安倍昭恵夫人や国会議員との関連を記載した部分を削除するよう、近畿財務局に指示するメールや、赤木さんが指示に従い「大幅にカットさせていただきました」と報告するメールも含まれていました。

この内容は赤木さんが、通称「赤木ファイル」にも保管していましたが、差出人はともに黒塗りとなっています。

「改ざんの指示が誰から始まったのか」などが明らかになるかが焦点で、赤木雅子さんは再調査の必要性も訴えています。

(関西テレビ「newsランナー」2025年10月8日)

関西テレビ
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