今年も残り3カ月になるなか愛媛県で早くもクリスマス商戦がスタート。松山市の洋菓子店は、早くもクリスマスケーキの予約を7日から受け付けています。ただ今年も原材料の仕入れ価格が上がりしていて、工夫で販売価格を据え置くとしています。
クリスマスケーキの予約の受け付けを始めたのは、松山市の人気洋菓子店「ラ・ブランシュ」。クリスマス商戦に向けて5月頃からケーキの試作を重ねてきました。
クリスマスケーキといえば一番の人気がイチゴの生クリームケーキ。例年、予約の半分ほどを占めるといいます。さらに今年は新たにピスタチオのケーキなど2種類を追加。7種類のケーキを販売します。サイズはやや小ぶりな商品が売れ筋といいます。
ラ・ブランシュ 矢野智規店長:
「近年、小さいケーキが人気でして、クリスマスパーティーも複数回ご家族やお友達とされるという方が多くなっているので、選ぶ楽しさも味わっていただきたくて、色んな種類を食べていただければ」
ただ悩みの種が原材料の高騰。イチゴや生クリーム、バターなどの材料費や箱代などの仕入れ価格が去年より1割ほど上がっているといいます。
矢野智規店長:
「近年、ずっと資材や材料が値上がりをしていて、価格にどうしても転嫁せざるを得ないというところがあったんですけれども、今年はイチゴのカットとか生クリームのデコレーション、この辺りを工夫して据え置きという形でご提供させていただいております」
売れ筋のイチゴと生クリームのホールケーキ(4号サイズ)の販売価格も、据え置いて3300円(税込)ということです。この店は今年、約3000個のクリスマスケーキを販売する予定です。
ラ・ブランシュ・矢野智規店長:
「クリスマスはみなさんにとっても私たちケーキ屋さんにとっても、年に一回のお祭りみたいなイベントですので、喜んでいただけるケーキを一生懸命作る。もうそれだけです」
クリスマスケーキの予約は、店頭またはオンラインで12月20日まで受け付けています。
#愛媛県 #松山市 #クリスマス #洋菓子 #お菓子 #ケーキ #予約 #物価 #イチゴ #バター #クリーム #乳製品 #企業