秋から冬にかけて日没が早まる時期の交通事故を防ごうと、富山市の自動車学校で高齢者を対象にした交通安全教室が開かれました。
これは県警や富山南警察署などが開いたもので、「シルバードライビングスクール」には65歳以上の高齢者ドライバー16人が参加しました。
日暮れ時や夜間を想定した午後6時半から自動車学校の教習コースで始まった教室では、薄暗い中で車のヘッドライトのロービームとハイビームを切り替えながら、遠くにいる歩行者の見え方の違いを確認しました。
歩行者の服装が暗いと見えにくく、反射材やLEDライトを装着していると暗がりでも発見しやすいことを体験していました。
*参加者
「今まで何気なく運転していたものがもっともっと注意しなきゃいけないと、安全運転の大事さがこの講習を通して分かった」
*県警交通企画課 今崎貴史交通事故分析官
「(高齢者は)夜間の見え方も若い時代とは違った見え方になるかもしれない。夜間の運転には危険がつきものだが、自らの身体特徴も把握もらい、これからも安全運転に気を付けてもらいたい」