日産自動車は8日、3代目となる新型EV=電気自動車の「日産リーフ」の日本仕様を発表した。
新型リーフは経営再建中の日産の業績改善に向けた重要な柱の一つ。
今回発表したのはバッテリー容量78kWhのモデルで、価格は518万8700円から。
17日から注文受け付けを始め、2026年1月から順次納車を始めるとしている。
航続距離は、現行モデルから5割以上伸び最大702kmを実現したほか、急速充電器を使えば35分で10%から80%まで充電可能としている。
また、バッテリー容量55kWhのモデルは2026年2月頃発表予定で、より低価格での販売を予定しているという。
「リーフ」は2010年の初代の発売以来、世界で70万台以上を販売し、総走行距離は280億kmを超えている。
経営再建が急務となる中、日産は「新型リーフで日本にEVの風を吹かせたい」としていて、再建の足がかりになるか注目される。
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