県が開発した新しい品種のコメ「ひなたまる」の収穫が始まり、いま最盛期を迎えています。
今年から白石町や伊万里市などを中心に本格的な栽培が始まった「ひなたまる」
高温や病害虫に強く、収量が多いのが特徴で、「ヒノヒカリ」に代わる品種として期待されています。
7日は白石町の農家・川崎晴喜さんの約2ヘクタールの田んぼで、6月に田植えされたひなたまるの収穫が行われました。
県内では約1550ヘクタールで栽培されていて、10アール当たりの収量はヒノヒカリより約90キロ多い540キロを見込んでいるということです。
【川崎晴喜さん】
「大粒でさっぱりした味でとてもおいしい。今年は台風の被害等もなく品質的には大変良いものができているので楽しみに待っていてください」
収穫は今週いっぱい行われ、県内を中心に出荷される予定です。
ひなたまるの販売は、道の駅しろいしなどで10月下旬から始まります。