今月13日に閉幕する大阪・関西万博について、運営主体の博覧会協会は、運営費が230億円から280億円の黒字になると見込んでいると明らかにしました。

博覧会協会はきょう=7日に開いた理事会で、運営費の執行状況について報告しました。

それによると、今月3日までの入場券の販売枚数は2207万枚(招待事業を含む)で、グッズの売り上げも好調に推移していることなどから、災害など予想外の事態が発生しない限り、運営費は230億円から280億円の黒字を見込んでいるということです。

理事会後の記者会見で、博覧会協会の十倉雅和会長(前・経団連会長)は「来場者、そして万博を作り上げ運営にかかわってくれている全ての皆様に、心より感謝申し上げたい。会期は残すところ、きょうを含めて1週間。1人でも多くの方々にとって、よい記憶として残るような万博として、閉幕を迎えたいと考える」と話しました。

関西テレビ
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