経営が悪化し市が建物を取得することになった岩手県北上市の複合商業施設「ツインモールプラザ」についてです。
新たな運営事業者が決まり、10月6日に協定の締結式が行われました。

北上市の複合商業施設ツインモールプラザは、約14億5000万円の債務を抱えていて、再生に向け市が建物を取得することになり、先週の市議会ではその費用10億円余りを盛り込んだ補正予算案が可決されました。

市役所では6日、商業施設の再生で多くの実績がある東京の「リオ・コンサルティング」が新たな運営事業者となることが発表され、6日は小杉裕康社長が出席して協定の締結式が行われました。

このなかでは東館の1階と2階を商業フロアとして集約し、3階と4階はオフィス専門のフロアとしてテナントの誘致を進める再生計画が示されました。

リオ・コンサルティング 小杉裕康代表取締役
「商業というか生活に根差した利用が一つと、オフィスワーカーを増やすことで人が集まってくるような施設になる」

ツインモールプラザでは営業を継続しながら改修が進められ、2026年の春、新たな施設に生まれ変わる予定です。

岩手めんこいテレビ
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