「チーム高市」となる党の役員人事が大きく動き出した。

党四役の人事などを固める

東京都内の証券会社。朝から問い合わせの電話がひっきりなしの大忙しに。
「きょうは日経平均あがりそうですね」
「サプライズ。小泉さん有利だと言われていたのが高市さんだったわけだから、『高市トレード』だということだと思う」

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自民党・高市新総裁誕生を受け、週明けの東京株式市場は“ほぼ全面高”の展開に。

日経平均株価の上げ幅は2000円を超え、取引時間中として初めて4万8000円台をつけた。

記者リポート:自民党の総裁室には続々とお祝いの胡蝶蘭が運び込まれています

そしてつい先ほどから「チーム高市」となる党の役員人事が大きく動き出した。
自民党の高市総裁が党四役の人事を固めた。

7日に正式決定する党役員人事を巡り、古屋圭司氏の選挙対策委員長への起用が固まったことがわかった。

国家公安委員長などを務めた古屋氏は高市氏に近い議員として知られ、今回の総裁選挙でも推薦人代表として支えた。

幹事長には麻生派の鈴木俊一氏が内定していて、政調会長には総裁選を争った小林鷹之氏、総務会長には麻生派の有村治子氏を起用する方針で、党四役への女性の登用は1人にとどまることになる。

一方で、旧茂木派で39歳の鈴木貴子氏を、広報本部長に起用する方針を固めた。

また、国対委員長には、梶山弘志氏の起用が固まっている。

さらに、麻生最高顧問が副総裁に再び就くことが内定した。
(「イット!」10月6日放送より)