障がいに対する正しい理解を学んでもらおうと、10月6日、小学生が当事者と交流しました。
泉区の北中山小学校で開かれた車いすバスケットボールの体験会は、仙台市教育委員会が心のバリアフリーを目的に開いたもので、4年生およそ70人が参加しました。
講師を務めたのは車いすバスケットボールの日本代表候補、伊藤明伸さん。生まれつき障がいがあり、車いすバスケとは中学生のころに出会ったそうです。
ほとんどの子供たちにとって競技用の車いすを見るのはこれが初めて。6日は操作方法を教わった後、シュートに挑戦しました!
最初はうまくできなかった操作も、徐々に上達。子供たちは、いつものバスケットボールとは違うプレーを通してさまざまな気付きがあったようです。
子供たち
「難しかったけど楽しかった」
「車いすの操作がとても難しかった」
「車いすのスピードが速くて、座っててもシュートがとんでいた」
車いすバスケットボール日本代表候補 伊藤明伸選手
「どんどんチャレンジしていく。バスケに限らず色んなことにチャレンジしていく意味でも、車いすバスケのこういう体験の機会はすごく大事になると思う」