ながさきピース文化祭のイベントで長崎市を訪れた長濱ねるさんが6日、長崎市内の片淵中学校で教壇に立ち、英語を学んで世界に視野を広げることの魅力を伝えました。
教室に入ってきたのは、長崎県出身の俳優・長濱ねるさんです。
参加した27人の3年生にとっては、サプライズの登場でした。
長濱 ねる さん
「私、中学校のころは、今もだけど人前に立つのがすごく苦手で、委員会で前に立って引っ張っていくタイプではなかったので、こういう場所は緊張する」
県はグローバル人材を育てようと、年度に2回、ゲストを呼び、英語の特別授業をしています。
今日のテーマは「私らしく生きる」。
長濱さんは中学2年生のときにアメリカでホームステイしたことや、これまでに20カ国旅したことから「海外にハードルの高さを感じず積極的に視野を広げてほしい」と伝えました。
片淵中学校 3年 月足 紗来さん
「最初はすごくわくわくして、誰が来るか分からなかったし、来たときはびっくりが一番大きくて、今日は一日すごくテンションが高くなりそう」
片淵中学校 3年 今田 真那斗さん
「僕たちのために、これから進路に向けていく3年生のために特別な授業をしてくれて、俳優さんが時間がないなかしてくれたのが感謝しかないし、昔のことも教えてくれてとても参考になった」
長濱 ねるさん
「中学生という多感な時期、思春期でもあると思うので、今いる場所だけが全てではないということを伝えられたらいいなということで今回授業した」
県は収録した動画を2025年度中に20分程度にまとめ、県内すべての公立の小中学校で見られるようにする予定です。