西鉄は6日、インドのムンバイで賃貸オフィスの開発に乗り出すと発表しました。
海外賃貸オフィス事業への参入は初めてです。
西鉄によりますとインドの大手デベロッパーなどと共同で、ムンバイのビジネス中心区「BKC地区」から徒歩10分のエリアに地下4階、地上12階(延床面積約2万8800平方メートル)のオフィスビルを建築する計画です。
12月に着工し2029年6月に完成予定で、エネルギー効率や持続可能性など幅広い環境性能を満たすビルを目指すということです。
ムンバイはインド第2の都市で、中でも「BKC地区」は1980年代から開発が進められ、ITや金融業界を中心に多くの企業が集まる一大拠点となっています。
西鉄が海外で賃貸オフィス開発に乗り出すのはこれが初めてで、今後も現地パートナーとの共同事業を通じて、インドでの不動産開発の拡大を目指すことにしています。