江戸時代に岩手県大槌町の金沢金山で行われた開発の様子を紹介する企画展が、盛岡市で開かれています。
会場には大槌町にある金沢金山の歴史や、盛岡藩が行ったプロジェクトなどを紹介する資料54点が展示されています。
このうち長さ12mの絵巻「大槌金沢金山之図」は、金の採掘から製錬までの一連の作業が描かれていて、金山で働く人たちの様子を知ることができます。
また、開発に携わった盛岡藩士の日記には、幕府の役人から金山の様子を説明する絵図を制作するよう指示されたことが記されています。
金沢金山の開発プロジェクトを紹介するこの企画展は、10月26日(日)まで盛岡市のもりおか歴史文化館で開かれています。