玄海原子力発電所での重大事故を想定した原子力防災訓練が行われ、県内では3万人あまりが参加しました。

今年の原子力防災訓練は、地震の影響で玄海原発の炉心を冷却する機能が失われたという想定で行われ、初めてQRコードを用いた避難住民の受付を行ったほか、外国人の住人が参加しました。

【玄海町在住 ミャンマー人】
「安心して安全な避難ができるかなと思いました。ミャンマー語で通訳しているパンフレットみたいなのも用意してたので、大丈夫と思います」

また、唐津市の離島、向島では、初めて海上自衛隊のヘリコプターを利用した訓練が行われました。県内では82の関係機関に加え、およそ2万9000人の住民、合わせて3万人あまりが避難の手順などを確認しました。

サガテレビ
サガテレビ

佐賀の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。