世界遺産「白川郷」で知られる岐阜県白川村で10月5日、外国人観光客の男性がクマに襲われてケガをしました。

 白川村によりますと、5日午前8時半ごろ、白川郷を歩いて観光していたスペイン人の男性(40)が、背後からクマに襲われました。

 クマは体長1メートルぐらいのツキノワグマの子グマとみられ、男性は右腕に擦り傷を負う軽いケガをしました。

 現場は、荻町展望台行きのシャトルバス乗り場付近で、村は5日午後からシャトルバスを運休したほか、半径およそ1キロ圏内の村道や遊歩道を通行止めとしています。

 白川村では今年4月以降、クマの目撃情報が例年の3倍近いおよそ90件寄せられているということです。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。