自民党総裁選に立候補している高市早苗前経済安保相は4日午前、議員からの支持が「この数日間で急激に広がっている手応えだ」として、「人事を尽くして天命を待つ」と語った。
新総裁が決まる両院議員総会を前に記者団の取材に対し、高市氏は、「本当に多くの皆様に助けてもらって、正々堂々と良い総裁選を戦い、心から感謝している」と選挙戦を振り返り、「政策とともに、今後しっかりと国益を第一に、バランス感覚を持って働いていく姿勢も訴えを続けてきた」と述べた。
そして、「特に国会議員の支持が、この数日間で急激に広がっている、多くの仲間のおかげでどんどん広がっている手応えだ」として、「人事を尽くして天命を待つ」と語った。
また、勝利すれば自民党初の女性総裁となることについては、「自民党の景色を変えたい」としつつ、「女性だけではなくて、全世代の総力を結集し、力強く自民党を立て直していきたい」と述べた。
総裁選は1回目の投票で決着がつかずに上位2人の決選投票となる見通しだが、「決選投票に進めるかどうかは党員票の出方次第だろう」とした上で、「昨年は全く準備がなかったが、今年は少しだけ準備をした」と明かした。