4日午前2時ごろ、神戸市須磨区のJR神戸線の踏切を通過中だった貨物列車に人が接触する事故がありました。接触した人は死亡し、年齢や性別などはわかっておらず、警察が身元などの確認を進めています。

事故があったのは須磨区松風町7丁目のJR神戸線一の手西踏切です。

午前2時ごろ、広島発東京行きの上り貨物列車が踏切を通過中、運転士の男性が人の立ち入りを発見して非常ブレーキをかけましたが、間に合わず接触しました。

午前2時13分ごろ、近くの住民が「踏切に貨物列車が止まっている」と警察に通報し、かけつけた警察官が状況を確認したところ、1人が列車に接触して死亡していました。
死亡した人の年齢や性別等はわかっていません。

貨物列車は3日午後8時23分に広島貨物ターミナルを出発し、4日午前9時52分に東京貨物ターミナルに到着予定で、乗客はいませんでした。
事故の後およそ2時間現場に停車して、現地の確認が完了した午前4時過ぎに通常速度で運転を再開しました。

一の手西踏切は須磨海岸の近くの、国道2号線の北にある歩行者専用の踏切だということです。警察が死亡した人の身元確認を進めると共に、事故の原因を調べています。

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。