そのほかにも支援の輪が広がっています。8月の豪雨で被害を受けた金沢競馬場へ輪島市の千枚田からワラを届けます。
金沢競馬場は8月の豪雨で厩舎に水が入るなど大きな被害を受けました。このため、馬たちの馬房に敷くためのワラも水没しある厩舎では1ヶ月に1トン以上を必要としています。
そこで、輪島市の白米千枚田で米作りをしている愛耕会が厩舎にワラの提供を持ち掛けました。
白米千枚田愛耕会 白尾友一会長:
「8月の大雨で金沢競馬が今までにない被害を受けたことをテレビや新聞で知ってほっとけないなと。我々もこれだけいろんな方々の支援を頂いてここまで来たので少しでも出来る事をしてあげられればいいかなと。」
これに対して厩舎側は千枚田のワラを購入することを決めました。厩舎側にとっては、一般に流通しているものより安く購入でき、千枚田側はこれまでより高くワラを買い取ってもらうことで、田んぼの修復費用にあてることができウィンウィンの関係です。
そして午後からトラックへ約2トンのワラが詰まれ金沢競馬場へ出発しました。
愛耕会のメンバー:
「私は良かったなと思う。」
「馬も水に浸かっていることを考えたら人事じゃないよ。」
「(馬たちに)元気になって欲しい。」
千枚田は来年以降もワラの提供を続けて行く予定です。