10月2日、新潟県小千谷市立南小学校の給食で提供されたコッペパンに、金属片が付着していたことが分かりました。児童や生徒の健康被害は確認されていないということです。
小千谷市教育委員会によりますと、給食への混入が確認されたのは、縦1ミリ、横1.5ミリほどの小さな金属片です。
10月2日の午後0時半ごろ、小千谷市立南小学校の2年の女子児童が、給食で提供されたコッペパンにジャムを付けようとパンを持ち上げたところ、下の面に異物が付着しているのを発見し担任に申し出ました。
これを受けて南小学校では、全児童の給食を一時中断し、安全確認を行いましたが、ほかに同様の異物は確認されず、すでに給食を食べていた児童や職員の健康被害はありません。
また、全生徒に対してコッペパンを食べないよう指示し、同じ校舎で給食を食べる南中学校の生徒に対しても、同様の対応をとったということです。
小千谷市教育委員会は、学校の調理室の中で、破損した調理器具などがないかを確認するよう求めているとしたうえで、「子どもたちが安心して給食を食べられない状況になったことを申し訳なく思う。混入物質と原因の特定、再発防止に努める」としています。