韓国の片側3車線の道路で、通報を受け駆け付けた警察官が目撃したのは、右手に金づちを持った男。
多くの車が走る道路の真ん中で車の通行を邪魔し、金づちで運転手を威嚇していたといいます。
警察:
早く金づちを私にください。
男:
いや護身用だ。
警察:
私が守りますから。
警察官に背を向けるように歩く男。
声をかけ、気をそらした一瞬の隙を突き、もう1人の警察官が金づちを奪いました。
男は公共の場で凶器を所持していた疑いで拘束されました。
警察:
なんで金づちを持って歩き回っていたんですか?
男:
悪口を言われて腹が立って…悪口はダメでしょ。
警察:
知らない人を威嚇するのもダメですよ。
これまで韓国では、刃物などの凶器を持っていても被害が出ない限り、軽い処罰で済んでいました。
しかし、2025年4月に法律が改正。
周りに恐怖心を与えた場合でも、3年以下の懲役または約100万円以下の罰金が科されることになりました。
現地メディアによりますと、男は過去にも隣人に危険物を突きつけ脅した犯罪歴があるということです。