来年行われるトキの放鳥に伴い能登産米のブランド化を目指す県は品質や値段で差別化を図る考えを示しました。
来年6月に羽咋市で行われるトキの放鳥に伴い県は能登産米のブランド化を行う認証制度を来月から設ける方針です。きょうの会見で馳知事は一般的なコメよりも品質や値段を上げて差別化を図る考えを示しました。現在トキ放鳥のモデル地区となっている田んぼの総面積は60ヘクタールで、今年度中に200ヘクタールにまで広げ初年度はおよそ800トンの収穫を目指しています。
馳知事:
高級ホテルとか旅館とか特別のトキの環境に配慮したお米ですという売り方をしてブランド価値を最大限に引き上げて特別栽培米よりも高く売れてほしい
能登以外の地域にトキが生息した場合にもブランド米として認証することを視野に入れているということです。