仙台市泉区に本社を置く、とび・土木コンクリート工事会社「TKシステムプロダクション」が、仙台地方裁判所から破産開始決定を受けた。
東京商工リサーチによると、同社は2010年4月に創業。
県内の企業を主な取引先とし、とび・土木工事のほか、解体工事や運送業も手がけていた。
2016年3月期には売上高7945万円を計上していた。
しかし近年は、市場の低迷や燃料費の高騰などの影響を受けて経営状況が悪化。
債務超過の状態が続き、資金繰りが限界に達したとして、8月4日に仙台地裁へ自己破産を申請していた。
そして9月19日、同地裁から破産開始決定を受けた。
負債総額は約3400万円とされている。