処方せんを偽造し、400万円相当の抗がん剤などをだまし取った疑いで、医師の男が逮捕された。

小西悠太郎容疑者(44)は、運営していたクリニックで、診療もしていない高齢女性2人の処方せんを偽造し、薬局から約400万円相当の医薬品を騙し取った疑いがもたれている。

薬の多くは1錠1万円程度の高額な抗がん剤で、「患者が取りに行けない」と言って自ら薬局で受け取り、医薬品の卸会社に売りさばいていた。

小西容疑者は、「借金返済に充てるためだった」などと容疑を認めていて、警視庁は、数十人分の処方せんを偽造し約1億円相当をだまし取った可能性があるとみて調べている。
(「Live News days」10月1日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)