JR岡山駅前の複合型再開発事業で大きな動きです。高松市のJR四国が9月30日、ホテル棟に新しいブランドのホテルを出店すると発表しました。岡山市への進出は初めてで、2027年春の開業を目指します。

JR四国の四之宮和幸社長が会見で発表しました。岡山駅東口近くで進む再開発。マンションや商業施設ホテルなどが入る複合型施設で、岡山の玄関口の新しいシンボルとなる施設です。

その施設の中で16階建てとなるホテル棟の7階から16階をグループ会社のJR四国ホテルズが新しいブランドのホテルとして運営します。延べ床面積は約7000平方メートルで客室数は177室、ダイニングやラウンジ、温浴施設などを備えます。

JR四国がホテル事業で岡山市に進出するのは初めてで、再来年春の開業を目指しています。岡山市への進出を足がかりに中国地方、ひいては全国展開を見据えたいとしています。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「中四国に関わらず、できれば東京なども思っているが、激戦地なのでまずは足腰を固めて中四国で展開していきたい」

また、2026年3月で営業を終了する高松市中心部の高松東急REIホテルの後継テナントとして2026年6月から運営することも発表されました。ホテル名はJRクレメントイン高松兵庫町で、客室数191のホテルとなります。

岡山放送
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