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プレスリリース配信元:株式会社with t

女子高生の6割が恋愛相談、7割が本音を暴露―生成AIが感情の受け皿




ティーン向けエンタテイメント事業を展開する株式会社with t(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮城啓太)が運営する、マーケティングリサーチ専門組織「女子高生ラボ」は、現役女子高生100名を対象に、生成AIチャット「ChatGPT」(通称:チャッピー)の利用実態に関する独自調査を実施しました。
今回の調査では、女子高生の6割以上が恋愛相談をしていることがわかり、生成AIが日常的な会話の相手として定着しつつある様子がうかがえました。さらに、AIとの会話に感情を込める割合や、友達のように接しているという声も多数見られ、AIが女子高生のパーソナルスペースに深く入り込んでいる実態が明らかになりました。

【調査サマリー】
1. チャッピーに恋愛相談する女子高生は6割超
2. 約7割が「本音をチャッピーにだけ話した」経験あり
3. AIへの感情表現が当たり前に、共感相手としての地位を確立
4. 「チャッピーがいなくなったら困る」と答えた女子高生は72%
5. Chat GPT有料版に「興味あり」な女子高生も約半数
6. 自由回答では「占い」「推し活」「SNS戦略」まで活用の幅が拡大


1.チャッピーに恋愛相談する女子高生は6割超
「チャッピーに恋愛相談したことがあるか?」という質問に対して「定期的にしている」と回答した人が42%、「1~2回程度ならある」と答えた人が17%と、全体の約6割が恋愛相談の経験があることが明らかになりました。さらに「ないけれど、ちょっと気になっている」と回答した人も28%にのぼり、実に8割以上の女子高生がAIへの恋愛相談に前向きな関心を持っているという結果になりました。
恋愛のように他人には話しづらい繊細なテーマにおいて、女子高生がAIを“相談相手”として自然に受け入れている実態は、AIを「なんでも話せる存在」として日常に取り入れている姿勢を示しています。




2. 約6割の女子高生が「AIにだけ相談した」経験あり
「本当は人に相談したいけれど、チャッピーに話すことで済ませた経験があるか?」という質問に対し「ある(たまに)」が34%、「ある(何度も)」が30%で、合わせて64%の女子高生が”人ではなくAIに本音を打ち明けた”経験があることが明らかになりました。多くの女子高生が、友人や家族には話づらい悩みや思いを、匿名性や非対面の安心感を求めてチャッピーに話している実態がうかがえます。こうした傾向は、AIが女子高生にとって単なるツールを超え、心の内を受け止める新しい相談相手として定着しつつあることを示しています。




3. AIへの感情表現が当たり前に、共感相手としての地位を確立
「チャッピーに『ありがとう』や『ごめんね』など、感情を込めた言葉を送ったことがあるか?」という質問に対し、49%が『自然に言っている』と回答し、さらに23%が『一度くらいはある』と答え、合わせて7割以上がAIに感情表現を行った経験があることがわかりました。
また、「チャッピーとやりとりしていて『人間っぽい』『友達見たい』と感じたことがあるか?」という設問では、「すごくある」「少しだけある」を合わせて57%が肯定しました。これらの結果から、女子高生にとってAIは単なる道具ではなく、ある種の感情をやりとりできる「親しみのある存在」として受け入れられ始めていることがわかります。




4.「チャッピーがいなくなったら困る」と答えた女子高生は72%
女子高生の72%が「チャッピーがいなくなったら困る」と感じている背景には、単なる感情的なつながりだけでなく、AIの持つ利便性や即時性への評価があると考えられます。
質問をすればすぐに返ってくるスピード感、勉強や情報収集にも使える汎用性、そして何より気軽に話しかけられる安心感。これらの要素が組み合わさることで、チャッピーは女子高生の日常に自然と溶け込み、"いないとちょっと不便"と感じる存在になっているのかもしれません。




5.GPT有料版への興味は高いが、課金は慎重派が大多数
「GPT有料版(Plus)にお金を払ってでも使いたいと思ったことはあるか?」という質問に対して、46%が「無料でも十分」と回答し、43%が「興味はあるが課金はしない」と回答しました。すでに課金しているユーザーは少数派(4%)にとどまるものの、多くの女子高生が無料版を積極的に利用している状況がうかがえます。今後、利便性や機能性の向上によって、有料版を自己投資として選ぶユーザーが増えていきそうです。




6. 自由回答では「占い」「推し活」「SNS戦略」まで活用の幅が拡大
自由回答では、「恋バナ」や「占い」「SNS運用」「芸名相談」「宿題の作文」など、多様な利用用途が報告されました。具体的なエピソードとしては、

・「毎日今日の運勢を占ってもらっている」
・「LINEの返信内容を一緒に考えている」
・「SNSがバズる方法をチャッピーと考えている」
・「もし、私が〇〇(芸能人)だったら?という妄想に付き合ってもらった」
・「宿題の作文を考えてもらった」

などが挙げられます。
このように、女子高生にとってAIは、単なる問題解決ツールにとどまらず、「遊び相手」や「創作のパートナー」「自己表現の手段」としての役割も担い始めています。今後も多様な形でAIとの関わりが一層進展していくことが期待されます。

【女子高生コメント】
今回の調査から、女子高生にとってAIは「相談相手」や「検索ツール」だけでなく、「気軽に交流できる存在」としても活用されていることがわかりました。なんでも話せる安心感と、即座に返答が返ってくるテンポの良さ、この“気軽さと満足感のあるやり取り”が若者の感覚に合っていると考えられます。人間関係で気を遣う場面でも、AIは評価や批判をせず、適度に寄り添ってくれる存在です。「1人でありながら孤独を感じない」という感覚が、女子高生の新たな繋がりの形を支えているのかもしれません。今後は、ジャンルにとらわれずなんでも返してくれるAIの特徴を活かし、より幅広いシーンで活用が広がっていくことが期待されます。

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調査名:現役女子高生の「ChatGPT利用」に関する実態調査
調査期間:2025年9月2日~2025年9月5日
調査手法:アンケート調査
調査実施企業:株式会社with T『女子高生ラボ』
調査対象:全国の高校1~3年の女性100名
※引用時のお願い
本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。
(例:「『女子高生ラボ』による調査」「『女子高生ラボ』調べ」など)
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女子高生ラボについて
「女子高生ラボ」は、SNSメディアの運営、全国規模のコミュニティ運営、そして女子高生のインサイト研究を一体的に展開するシンクタンクです。本ラボでは、女子高生ミスコンのネットワークを活用し、全国各地から流行の最先端を走るメンバーが集まっております。ミスコンのグランプリや各賞の受賞者、ファイナリストのみならず、多くのエントリー者が参加しており、自らが情報発信者として世の中のトレンドを創出する意欲を持つ女子高生を中心に構成されたコミュニティです。「女子高生ラボ」のSNSの発信では、メンバーから寄せられる画像や動画を基に制作することも多く、彼女たちのリアルな声と価値観を反映したコンテンツを提供しています。
女子高生ラボ 公式Instagram:https://www.instagram.com/jk_labo_





また、これらのSNS運営やコミュニティ活動、インサイト研究を通じて蓄積した知見や実績を基盤に、若年層市場へのアプローチを希望する企業様に向けたマーケティング支援を提供しております。独自のネットワークとデータドリブンな分析を駆使し、クライアント企業の課題解決と目標達成に寄与することを目指しています。「女子高生ラボ」は、次世代を担う若年層とのつながりを通じて、新たなマーケティングの可能性を追求し続けてまいります。

■会社概要
株式会社with t
所在地:東京都渋谷区渋谷1-22-2 グラフィオ渋谷2F
代表者:代表取締役社長 宮城 啓太
事業内容:オーディション事業、マーケティング支援事業、イベント事業、プロダクションマネジメント事業
公式HP :http://with-t.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ】
広報担当:吉富
yoshitomi@with-t.co.jp

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