調査報道の続報です。
警察の家宅捜索の予定が匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)に漏えいしていた疑いがある問題で、捜索に入った一部の風俗店で女性が勤務しておらず、摘発ができていなかったことが分かりました。

国内最大級のスカウトグループで、トクリュウとされる「ナチュラル」は、「千葉の風俗店4~5店舗に7月13日か14日に家宅捜索が入る」との情報を事前に入手していました。

情報は、数日前にグループ内で使われる専用のアプリでメンバーに共有され、「絶対に女の子を出勤させないで下さい」と警戒が呼びかけられていました。

実際に警察は、この14日に千葉県内の風俗店4つを捜索し、経営者らを摘発しましたが、このうち1つには女性がおらず、店の関係者を摘発できなかったということです。

ナチュラル現役メンバー:
(警察にも影響力がある?)グループが大きかったりするので、そうしたつながりがあってもおかしくないと思う。

捜査情報の漏えい疑いと女性が不在だったことの関係は分かっていませんが、実際に捜査に支障が出ていたことになります。