東邦高校の男子サッカー部で部員への暴力行為を見過ごしたとして、顧問の男性教師が指導停止処分となっていたことが分かりました。
東邦高校によりますと、今年5月中旬、1年生の部員3人が下宿先のアパートを所有する男性から、「大人をなめるなよ」などと言われ蹴られたり頭を叩かれたりするなどされましたが、その場にいた顧問の男性教師は止めなかったということです。
集合時間に遅れるなどした部員がいたため、男性教師が生活態度を指導していたところ、途中から同席した男性が暴行したということです。
学校の聞き取りに対して男性教師は「当たっていないように見えたので軽いものだと認識していた」などと話したということです。
学校側は男性による体罰を黙認したとして、6月中旬、男性教師を無期限の指導停止処分としました。