地下への入り口をふさいでいたフェンスと土のうが29日朝、ついに撤去されました。
記録的豪雨で浸水した三重・四日市市の地下駐車場「くすの木パーキング」では、大雨の被害から2週間以上が経ち、ようやく車の搬出作業が始まりました。
引き上げられた車には、うっすらと泥がついています。
9月12日の記録的な豪雨で、274台が水没。
地下2階に車を止めていた女性は「きのうネットニュースで初めて(搬出を)知ったんですよ。何でこっちに言わないんだろうって」と話し、愛車がいつ出されるのか、まだ連絡は来ていないといいます。
29日午前中に引き上げられたのは、駐車場の通路にあった2台。
作業は10月1日から本格的に行われ、1週間から10日で完了するとしています。
被害に遭った女性:
日常に戻りたいです。水没のこととか対処とか考えたらすごく疲れちゃうんですよ。だから早く普通の生活になりたいです。
車は一度仮置き場などに運ばれ、所有者に引き渡される予定です。