大分県内で初となる夜間中学の開校に向けた準備が進んでいます。
現時点で、条件を満たした入学希望者は10代から80代まで23人いるということです。
様々な理由で十分な義務教育を受けられなかった人が学び直すことができる県内初の夜間中学「県立学びヶ丘中学校」は2026年4月、大分市の爽風館高校の施設内に開校する予定です。
29日は、開校に向けた準備について関係者が話し合う会議が開かれました。
この中では、7月から県内各地で行ってきた相談会や面談に、入学希望者本人や家族など50組が参加したことが報告されました。
9月2日時点で、入学の条件を満たしている希望者は、10代から80代までの23人で、 最も多いのは70代だということです。
このうち外国籍の人は2人いるということです。
このほか、29日は校章や校歌についても意見が交わされました。
校章のデザインは5案に絞られていて、11月上旬は決定する予定です。
また、校歌は県出身者が手掛けているということです。