スカウト減は“表向き”
記者:
金曜日夜8時の新宿歌舞伎町です。日本有数の繁華街であるこの街ではかつて、多くのスカウトが路上に立ち並んでいたといいます。風営法改正から3ヶ月。街の様子はどのように変わったのでしょうか。
蛍光色のシャツを着て、街を見回っているのが、新宿区の「安全安心パトロール隊」。スカウトや客引きらの誘いに乗らないように呼びかけている。
隊員が歩いて行く先には、スカウトらしき男性が。隊員から声をかけられた男性が、走って逃げていく様子もみられた。

新宿区 危機管理担当部:
去年までは、ここずらっと並ぶ形でスカウトがいたので。(風営法改正以降の)7月くらいになってから減ったって聞いてます。
しかし、これはあくまで表向きの話。SNSの書き込みを調べてみると。
記者:
車や浴槽のマークでスカウトを募集している人がいますね。
車のマークは派遣型の風俗店、浴槽のマークは特殊浴場を意味し、SNS上で女性のスカウトが行われている様子が分かる。

女子大学生:
ツイートして、スカウトさんを募集して、その中から条件いい人とか話が合うな、みたいな人にお願いしてって感じです。ツイートを1万件ぐらい見られてて。反応してくるのが300人くらい。
