9月28日、福島県郡山市のあおき大槻斎苑で「終活」をテーマにイベントが行われた。その名も「落語で終活」。「終活」を他人事ではなく、自分に関わることとして学んでもらおうと葬祭場などを運営するあおきが開いた。
行政書士で社会人落語家でもある天神亭きよ美さんが高座に上がり、「遺言」をテーマにした約20分の創作落語「天国からの手紙」を披露した。相続の仕事を通して「本当に大事なものは何か」について考えたことを家族や人生と絡めて話すと、場内からは時折笑いがおきていた。
この日は、遺言書やエンディングノートの書き方講座も行われ、遺言書を書くときの注意点や、遺言書の保管方法などが紹介された。
この「落語で終活」は、12月6日にも別の葬祭場(家族葬邸宅デュエ郡山昭和)で開催が予定されている。