全国の大学・短大・高専などの学生を対象にしたラジオCMコンテストで、松江高専の学生の作品が中四国地区のブロック賞を受賞しました。
このCMを制作したのは、松江高専電気情報工学科2年の三上直太郎さんです。
全国のFMラジオ局のネットワーク「JFN」が開催した2025年度のラジオCMコンテストで、中四国地区のブロック賞に輝きました。
表彰式が島根県松江市の松江高専で行われ、エフエム山陰の小村健実社長から賞状が贈られました。
コンテストは全国の大学・短大・高専などの学生を対象に、自由な発想で自身の学び舎やキャンパスを紹介するCMのメッセージ、「コピー」を募集。
三上さんは『技あり月』と題して、出雲国に神々が集まる旧暦の10月“神在月”をもじって、島根県にあるという地域性と高専の技術性をアピールし、中四国地区の上位2作品に選ばれました。
全国審査の結果、中四国ブロック賞が贈られました。
三上直太郎さん:
周りの学校にはない特徴がこの学校にはいっぱいあるので、少しでも地域の人に伝わってくれれば。
受賞したコピーをもとに音楽やナレーションを加えてCMが制作され、10月、中四国地区の8つのFMラジオ局で放送されるほか、山陰広告賞にも出品されるということです。
三上直太郎さん:
自分のスキルが生かせる場があれば、そういった関係の仕事にもついてみたいなとも思っています。
自身のCM制作にも関わった三上さんは、これをきっかけに放送関連の仕事にも興味が湧いてきたということです。