東京オリンピックにも出場した相澤晃さんの駅伝大会が、ふるさとの須賀川市で開催された。
今年で4回目となる「相澤晃記念杯藤沼湖駅伝競走大会」には、福島県の内外から60チーム240人が参加。起伏に富んだ走りごたえがある藤沼湖畔のコースでタスキをつないだ。
レースには須賀川市出身で東京オリンピック・10000m日本代表の相澤晃選手も参加し、ランナーたちは憧れの相澤さんに励まされながら懸命に走っていた。
相澤選手と一緒に走った小学生は「日本のトップと一緒に走ることができて嬉しかったし、また今後もこの大会に出て一緒に走れたらいいなと思う」と振り返った。
相澤選手は「子供や一般の方となかなか一緒に走る機会も多くはないので、自分自身も今回大会でパワーをいただいた。冬の駅伝や次のマラソンに向けて頑張れたら良いなと思っている」と充実した表情で語った。
ランナーたちは、秋の風を感じながら日頃の練習の成果を発揮していた。