28日午前、高岡市でため池周辺の草刈りをしていた75歳の男性の行方が分からなくなり、ため池の水を抜いたところ、底で倒れているのが見つかりました。男性は救急搬送されましたが死亡しました。
警察によりますと、28日午前9時ごろ、高岡市福岡町西明寺の農業用のため池周辺で、自治会の草刈りに参加していた大山達雄さん(75)の行方が分からなくなりました。
一緒に草刈りをしていた男性が消防に通報し、ため池に大山さんのものとみられる帽子が浮いていたことから、ため池の水を抜いたところ、底で大山さんが倒れているのが見つかりました。
大山さんは、近くの病院に救急搬送されましたが、通報から約1時間半後に死亡が確認されました。
ため池は長さ約30メートル、幅約15メートル、水深は約4メートルだったということです。
大山さんは、朝から自治会のメンバー20人でため池周辺の草刈りをしていて、警察は何らかの原因で大山さんがため池に転落した事故と見て調べています。