大山の中腹にあり、国の重要文化財に指定されている大神山神社奥宮で進められてきた境内での屋根の修復がほぼ完了し、9月26日特別拝観が行われました。
特別拝観が行われたのは、大神山神社奥宮の境内にある末社の下山神社で、4年前に始まった屋根の葺き替えなどの事業がほぼ完了したことから、通常、非公開の屋根を見て職人技や信仰の歴史などを体感してもらおうと企画されました。
参加者約150人がグループに分かれて、屋根の近くまで行き説明を受けました。
屋根工事を行う児島工務店・児島真介代表取締役:
途中に銅板が入っています。雨が降った時に銅板にあたります。緑青の殺菌作用を使って銅板にコケとかそういう菌が発生しにくくするように入れています。
また26日は、竹の釘でこけら板を打ち付ける伝統建築ならではの工法を参加者が体験する企画も行われました。
体験者:
自然と融合するんだなと感じがしました。
大神山神社宮司・相見和紀さん:
覆いをとると非常にきれいなお屋根がご覧いただけると思います。とれたら是非おいでいただきまして、きれいなお屋根をご覧いただけれはと存じています。
この特別拝観は、9月27日も行われます。