テレビドラマ化で注目度が高まっている松江ゆかりの文豪・小泉八雲。
ドラマ放送に合わせて新たな観光スポットを作ろうと、松江市に八雲の石像が設置され、9月26日お披露目されました。
松江市の大橋川沿いにある旅館「大橋館」の前で、お披露目された小泉八雲の石像。
台座を合わせた高さは約1.7メートル、松江市宍道町名産の来待石が使われています。
設置したのは、松江市中心部のにぎわい創出に取り組む一般社団法人で、100万円の寄付を募り制作しました。
八雲の石像をはじめ、市内中心部に妻のセツや「怪談」に登場する「耳なし芳一」、「むじな」など合わせて12体を設置する計画で、9月29日から放送が始まる八雲の妻・セツがモデルのテレビドラマをきっかけに、新たな観光資源を作り出そうというねらいがあります。
松江市・上定市長:
たくさんの方々に小泉八雲を訪ねる、聖地巡礼の一つのスポットとしていただいて盛り上がっていくことをとても期待しています。
まつえ東本町へるんロード・坂根正敏代表理事:
石像にまつわるストリーですとかロケーション自体にいろいろな物語があるので、そこを感じ取っていただいたり、当時の思いを馳せていただいて、思い出作りになるような石像であったほしい。
残る11体の石像も、2026年3月末までに設置する予定で、ドラマ放送をきっかけにした地域活性化に期待がかかります。